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オムニグラフ 例2: シューマン
 
  ドイツの作曲家、シューマン(Robert Schumann)はピアノ技術を磨くため、一つ一つの指を強くする特別な装置を作り、それを使って練習していました。ところが、その装置によって逆に指を一本麻痺させてしてしまい、ピアニストになる夢は無残にも打ち砕かれてしまいま。これは1832年の春の出来事でした。このオムニグラフは、土星、天王星、海王星、冥王星を含むAPSファイル(ハーモニック16まで)を使って出しました。春の始めから赤い線(テンションが高くなっていっているのがわかります。  
     
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  ピアニストになれないというつらい現実を受け入れなければならなかったシューマンですが、この時期に最も美しく独創的な曲を作曲しました。しかし、多くの天才にありがちな気分の浮き沈み、絶望感などに悩まされ、1833年にコレラが流行し、彼の弟、義理の姉がなくなると、自分も病気になるのではないかと恐れ、深刻な鬱に陥ってしまいま。そして10月17日にノイローゼがひどくなり、自殺を試みます。オムニグラフに10月17日あたりにテンスアスペクトのピークがあることがわかります。    
     

 









 

 

 

ズーム機能を使うと、15日から18日が最もストレスの多かった日であることがわかります。赤い線は平均線の350%上にあります。  
  今度は、シューマンの人生のもっとポジティヴな時期を見てみましょう。

次のオムニグラフはハーモニーとテンション両方の線を計算しています。1842年の6月、7月は青いハーモニーの線が高いのがわかります。実はこの時期はシューマンの人生で最も創造的な時期でした。6月4日に弦楽四重奏を作曲し始め、同月11日に終わらせます。そしてすぐさま次に取り掛かり、これを7月5日に終わらせ、3日後には次の四重奏の作曲を始めます。勿論、赤いテンションの線が高くても創造的であることができますが、ハーモニー(トライン、セクスタイル、ノーバイル等)線が高いときにも創造過程をスムーズにする、つまり、表現力を促進させる、ということがわかります。
   
     
     

 

 
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